◆研究会「日本軍占領期の回教工作と中国ムスリム社会」のご案内◆

拝啓 ますますご健勝のこととお喜び申しあげます。

 下記のとおり、科学研究費補助金基盤研究(C)「日本の回教工作とムスリム・コミュニティに関する歴史人類学的研究」(2013年度~2015年度)の研究会を開催することとなりました。師走の最中ご多忙とは存じますが、多数の方のご参加をお待ちしております。
 なお、準備の関係上、参加人数を事前に確認する必要がございます。大変恐縮ではございますが、参加ご希望の方は12月12日(金)までに研究代表者のメールアドレスまでご連絡ください。また、その際、懇親会へのご出欠に関しましてもお書き添えいただけましたら幸いに存じます。
 お手数をおかけ致しますが、何卒よろしくお願い致します。  敬具

2014年9月25日(木)
研究代表者:澤井充生
所属:首都大学東京 社会人類学分野(助教)
E-mail:kyotomitsumaro[at]yahoo.co.jp  ( [at] = @ )

            【記】

 日本軍占領期の回教工作と中国ムスリム社会
 ――植民地人類学の可能性――

 日本の回教工作に関する研究では、近年、かつての機密文書や新聞・雑誌などが一般閲覧可能となり、また、関係者の口述資料が収集・整理されはじめたことによって、回教工作の全体像が徐々に解明されつつある。しかしながら、中国大陸における回教工作に関していえば、日本軍関係者と現地のムスリム住民とのあいだの接触・緊張・対立・連携・協力などの多様な関係性が具体的に記述され、なおかつ緻密に検討されているとは現時点でも言い難い。このような現状をふまえ、本研究会では、日本軍が中国華北地方、蒙疆、満洲国などで展開した回教工作の個別事例を取りあげ、それぞれの地域における日本の植民地支配の具体的様相を明らかにし、日本軍関係者と現地のムスリム住民が紡ぎ出した関係性に検討を加えたい。発表者は「支配者」対「被支配者」という二項対立の図式だけでは解き明かせない当事者の関係性を歴史学、人類学、地域研究などの視点から議論する。
 なお、本研究会は、2013年度~2015年度科学研究費補助金基盤研究(C)「日本の回教工作とムスリム・コミュニティに関する歴史人類学的研究」(研究代表者:澤井充生)による調査・研究成果報告会である。

主催:科学研究費補助金基盤研究(C)「日本の回教工作とムスリム・コミュニティに関する歴史人類学的研究」(研究代表者:澤井充生・首都大学東京助教)

日時:2014年12月21日(日)12:30~18:00

会場:首都大学東京南大沢キャンパス5号館1階第142教室
 アクセスマップ
 (http://www.tmu.ac.jp/university/campus_guide/map.html&map_minamiosawa)

プログラム:

12:30~12:40 趣旨説明
研究代表者:澤井充生(首都大学東京・助教)

12:40~13:25 発表1
発表者:澤井充生(首都大学東京・助教)
テーマ:「日本軍占領期における清真寺の統制と回民社会の再編
     ――蒙疆政権下の厚和市の事例を中心として」

13:25~13:45 質疑応答

13:45~14:30 発表2
発表者:安藤潤一郎(東海大学・非常勤講師)
テーマ:「〈協力〉と〈抵抗〉の交錯
     ――1941~42年の華北における「治安強化運動」と回民社会」

14:30~14:50 質疑応答

14:50~15:00 休憩

15:00~15:45 発表3
発表者:田島大輔(立命館大学大学院博士後期課程)
テーマ:「「満洲国」期哈爾濱における回民組織
     ――「哈爾濱回教協進総会」を中心に」

15:45~16:05 質疑応答

16:05~16:50 発表4
発表者:山﨑典子(東京大学大学院博士後期課程)
テーマ:「信仰と愛国主義のはざまで
     ――日中戦争期における中国ムスリムのマッカ巡礼について」

16:50~17:10 質疑応答

17:10~17:20 休憩 

17:20~18:00 全体討論

懇親会:
 定例会終了後、会場近くで懇親会を予定しております。

 その他、ご不明な点につきましては、研究代表者までお問合わせください。


案内文ここまで
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