中国ムスリム研究会
会員の皆様

静岡大学で文化人類学の公募がございます。
ご関心のある方は以下のウェブサイトをご参照ください。

静岡大学HP
   http://www.shizuoka.ac.jp/recruit/?KW=ct01
人文社会科学部HP
   http://www.hss.shizuoka.ac.jp/recruit/index.html
J-RECIN
   http://jrecin.jst.go.jp/seek/SeekTop

2012年度幹事
小嶋、奈良
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by MICOffice | 2012-07-25 12:57 | 公募

第7回東アジア勉強会のお知らせ

 下記の勉強会の案内を送付させていただきます。
オープンな会ですので、みなさまのご参加をお待ちしております。
なお、今回は開催する部屋が通常と異なりますので、ご注意ください。

●日時
2012年7月22日(日) 
14:00 開場 
14:30 発表1 山口哲由(愛知大学国際中国学研究センター・研究員)
   「チベットにおける家畜飼養が地域の生態環境に及ぼす影響とその近年の社会的変化」
15:15 討論
16:00 休憩
16:15 発表2 モリ カイネイ(立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)
   「ミッションの実践と『華人系プロテスタント教会』」
17:00 討論
17:45 終了 
●研究会終了後(18:00~)、懇親会をおこないます。こちらもご参加ください。

●場所
京都大学 総合研究2号館 4階 大会議室(AA447)
総合研究2号館の北口もしくは西口よりお入りください。
南口は土日は開放されていません。

会場までの道のりは、以下のアクセス・マップをご覧下さい。
http://www.asafas.kyoto-u.ac.jp/about/access.html

キャンパスマップ
(総合研究2号館は、この地図では上の中央やや左寄りにあります。)
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_y.htm


●発表者1 
 山口哲由(愛知大学国際中国学研究センター・研究員)

●タイトル 
 「チベットにおける家畜飼養が地域の生態環境に及ぼす影響とその近年の社会的変化」

●要旨
 中国の西部地域には,チベットやモンゴルのように家畜飼養を重要な生業としながら人びとが生活する地域が多くある。中国では,1970年代までは人民公社による集団農業が営まれていたが,その後の生産責任制の導入により家畜は私有化された。一方で放牧地は所有権の明確でない共同所有のままであり,政策担当者はこの状況を「コモンズの悲劇」とみなし,環境荒廃の元凶として放牧地を個別世帯に配分する政策などを進めてきた。しかしながら,それぞれの地域における家畜飼養の実情と自然環境との関係,またその1980年代以降の変化を実証的に明らかにした研究は少ない。特にチベット地域に関しては,この地域が東アジア,東南アジアの大河川の水源であり,広域的な重要性が高いにも関わらず,これまで人びとの資源利用や生業に関する知見は非常に限られてきた。
 本発表では,雲南省迪慶チベット族自治州のチベット族の村落でおこなった生態環境や民俗生物学,社会状況などに関して分野横断的におこなった調査に基づいて,地域でおこなわれてきた家畜飼養が環境に及ぼす負荷の状況を明らかにするとともに,それが近年どのように変化しているのかを紹介することを通して,自然環境と社会との関わりのなかで環境問題を分析する視角を示したい。



●発表者2 
 モリ カイネイ(立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程)

●タイトル 
 「ミッションの実践と『華人系プロテスタント教会』」

●要旨
 プロテスタントの中国伝来は、1807年、ロンドン伝道協会のロバート・モリソン牧師がマカオに上陸した時からはじまったとされている。それ以来200年間、「キリスト教と中国」というテーマを巡って多くの関心が集められてきた。また、この200年間は華人ディアスポラが大量に発生した時期でもあった。特に1949年以降、中国大陸以外に分散している華人が主体となるプロテスタント教会は、「中国教会」の伝統を継承しつつも、独自の世界観に基づき、世界規模でミッション活動を展開している。しかし、これまでの先行研究の多くは、エスニック・グループとしての教会やホスト社会との関係などの問題にしか関心を払ってこなかった。加えて、このような「華人系プロテスタント教会」についての歴史資料の保存作業が非常に遅れていることも研究を阻害する原因の一つだと指摘されている。
 本発表は、「華人系プロテスタント教会」の簡単な歴史をまとめたうえで、ミッションを実践する宣教団体の存在に注目する。個別の事例を通して彼らの活動を説明し、「華人系プロテスタント教会」の形成について検討する。

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連絡先:佐藤若菜(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士後期課程)
Email: w-sato@asafas.kyoto-u.ac.jp
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by MICOffice | 2012-07-16 18:09

仙人の会7月例会のお知らせ

 仙人の会7月例会について、下記のとおりご案内申し上げます。
お誘い合わせの上、ぜひご参加下さいませ。

            記

日時: 2012年7月29日(日)  14時00分~18時00分
※当日は資料・お茶代として200円いただきます。
(例会終了後には、会場近くで懇親会を予定しております。)


場所: 法政大学市ヶ谷キャンパス 大学院棟(旧92年館) 3階301号室

最寄り駅: 市ヶ谷駅(JR、地下鉄有楽町線、地下鉄南北線)
アクセス: http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/campus/ichigaya/ichigaya.html

発表者: 奈良雅史(筑波大学大学院博士課程・日本学術振興会特別研究員)

題目: 「漢化」と「イスラーム化」の間で進展するイスラーム復興
-中国雲南省昆明市回族社会の事例から-

要旨:
 本発表は、中国雲南省昆明市の回族社会の事例から、改革・開放以降の回族社会の急激な変化の下、イスラーム復興がいかに進展しているのかについて明らかにすることを目的とする。
 1978年に改革・開放政策が導入されると、経済改革に伴う急激な社会変容により、特に昆明市などの都市部ではモスクを中心とする伝統的な回族コミュニティは解体してきた。それに伴い、回族はより一層漢族を中心とする主流社会にコミットしなければならない状況に置かれ、多くの回族がイスラーム実践を行わなくなり、「漢化」してきたとされる。その一方で、改革・開放以降、宗教政策が緩和され、それを契機にイスラームが復興してきた。そうした中、昆明市の回族社会では、留学経験者や海外のイスラーム思想に関する翻訳書籍、イスラーム系ウェブサイトなどを媒介として「認識安拉」(アッラーを知る)し、イスラームに目覚めた回族はより厳格にイスラームを実践するものこそがムスリムであるとみなすようになり、信仰と実践の一致を求める厳格な宗教言説が影響力を増している。このように回族社会では、「漢化」と「イスラーム化」が同時に起こり、二極化の傾向にある。
 イスラーム復興を扱った先行研究では、イスラーム復興は一義的に宗教意識の問題とされ、イスラーム復興運動をイスラーム化したムスリムが、まだ信仰に目覚めていないムスリムに働きかけ、イスラーム化を社会的に拡大していく運動として理解されてきた。また、調査地においても宣教活動などのイスラーム復興運動は、敬虔な回族が漢化した敬虔ではない回族に働きかけるものとして表象される。
 しかし、実際の活動を見ていくと、その活動の担い手には必ずしも日常的に礼拝などの宗教実践を行わない「漢化」した回族も多く、イスラーム復興運動が必ずしも宗教意識の高まりの結果として起こっているわけではないことが明らかになる。本発表では、主に宣教活動の事例から、より一層漢族との関係が密になる社会的現実と影響力を増しつつあるイスラーム主義的宗教言説との間で、宗教性の異なる回族がいかに結びつき、それがイスラーム復興運動をいかに進展させているのかを分析することを試みる。

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例会案内はじめ会に関する情報はホームページもご覧ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~wc6t-ozk/index.htm
また会員各位の参与される研究会・講演会については、
仙人の会メーリングリストで宣伝することができます。
登録済みのアドレスより下記へ告知を送信ください。
sennin-no-kai@googlegroups.com
是非ご活用くださいませ。

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なお、本会では発表希望者を募集しております。
発表者には懇親会費無料の特典つき。
発表希望または例会についての問い合わせは幹事までお願いします(メーリング
リストで送られてきたメッセージにそのまま返信しますと、会員全員に配信され
てしまいますのでご注意ください)。
--
仙人の会 幹事(メーリングリスト管理者) 松井生子・奈良雅史
sennin.no.kai@gmail.com
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by MICOffice | 2012-07-16 18:08

第35回東アジア人類学研究会のお知らせ

 以下の通り、第35回研究会を東アジア公共人類学懇談会との共催でおこないます。
お忙しいなかとは存じますが、ご参集いただけますようよろしくお願いします。

                 記

日時:7月22日(日)
     13:00~14:00 東アジア公共人類学懇談会ワークショップ
     14: 00~18: 00 第35回東アジア人類学研究会

■場所:早稲田大学アジア太平洋研究センター
 早大西早稲田ビル3F 313教室
 当日オープンスクールを開催しており、正面入口が空いています。
 http://www.waseda.jp/gsaps/info/traffic_jp.html

■発表者・題目

◇東アジア公共人類学懇談会ワークショップ
発表者: 高塔娜(早稲田大学博士課程)
題目:「中国人留学生からみた日本の人類学②」

◇第35回東アジア人類学研究会・東アジア公共人類学懇談会共催シンポジウム

 テーマ:「文化のフロー――東/東南アジアにおける言説・モノの流動と摩擦」

  趣旨説明:河合洋尚(国立民族学博物館機関研究員)

 発表者1.櫻田涼子(京都大学研究員)
 題目:「1929年から1990年代までの華字紙『星洲日報』をめぐる人とモノのうごき」(仮)

 発表者2.稲澤 努(東北大学教育研究支援者)
 題目: 「広東の一地方都市における『香港』」(仮)

 発表者3. 河合洋尚(国立民族学博物館機関研究員)
 題目:「『客家らしい』景観の創出と再読――広東省梅州市の都市部の事例から」(仮)

 総合討論

研究会後は近くのお店にて懇親会を開催します。こちらもふるってご参加ください。

連絡先 田中孝枝(tktanae@yahoo.co.jp)
幹事一同 宇田川飛鳥・小林宏至・田中孝枝
http://blog.livedoor.jp/touaken/
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by MICOffice | 2012-07-16 18:04

Alessandro Rippa氏談話会のお知らせ

 ウイグル人社会に関する人類学的研究に従事しているAlessandro Rippa氏(アバディーン大学博士候補生)よりご研究のお話をうかがい、交流の機会をもちたいと思います。ご関心のある方々のご参加をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

            【記】

日時:2012年7月23日(月) 午後6時~7時半

会場:(財)東洋文庫・小会議室(7F)
  アクセス:駒込駅(JR山手線・東京メトロ南北線2番出口)下車
  http://www.toyo-bunko.or.jp/about/access.html

発表者:
Alessandro Rippa (PhD Candidate, Department of Anthropology, University of Aberdeen)

発表題目:
“Trade, Diaspora and the State on the Karakoram Highway: The Case of the Uyghurs of Pakistan”

 ※発表言語:英語(通訳なし)
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by MICOffice | 2012-07-16 18:02 | 研究会動向